2015年09月

魔女から逃げとったら、いつの間にか、人の輪の中心に。
なっじゃこりゃ...ケチャや!

チャッチャッチャチャッチャチャッチャッチャチャッチャ(4ビート)
チャッチャッチャチャッチャチャッチャッチャチャッチャ(8ビート)
チャッチャッチャチャッチャチャッチャッチャチャッチャ(16ビート)

...え~い、じゃかあっしゃい! (←「うるさい」の意味)
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デカイけどブロンドのサーファー姉ちゃんの後ろ姿。
「茶、シバケへん?」と声掛けた。
ほんで振り返ったらやな、魔女「ランダ」や!
騙された~本気にしたんか追いかけて来はる~、もう即行逃げたで。
そやかてさすがバリやで。魔女までサーファーやァ...言うとる場合か、海やん、海、海。
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レゴンダンス舞台からは、早く海へ出とうて最短コースや。
途中、影絵芝居「ワヤン・クリッ」の舞台あったけど横切ってしもた(!)
一人で人形操る「ダラン」のオッサンもびびっとったけど、意外に客にウケとったわ。
スクリーンの裏表があの世とこの世らしく、客は皆あの世観てるらしいって、なんや怖いわ~。
...って言うとる場合か、海やん、海、海。
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バリ猫さんに教えてもろた方へ向かうと、レゴンダンスの舞台に遭遇。
昔、王様に観せた踊りも今は観光の目玉やねんて。
踊り子さんに誘われ、真似させられたんやけ、ネエちゃんは指の柔らかさがハンパないで。
ま、柔軟代わりにちょうどエエわ。
おっと、こうしてる場合やあらへん。海やん、海、海。
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落ちっこった先は、波全く無い海やった。
しゃあないから情報集めに釣り糸垂れる事にして、隣のオッサンに聞いてみた。
「ここらで波あるとこ知らはりません?」
「...」
「(シカトかいな)あの,,,波のあるとこ」
「...」
「あ、サカナかかってますよ、ってますよ偽もんかいな」
「...」
「あ、ワシのも引いてる、おっと釣れたァ!」
「ニャア、それくれニャア」
「喋れるんですやん、ニャアって...その口調は...バリ猫さんやん!」
「ニャア、波はこの岬の右側ニャア、だからサカナくれニャア」
「...」
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