2009年01月

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親友なんていうとテレもあるけど、最近できました?
親友を作る力。もし測れるとしたら体力同様に暴落中。若い時分からこうだと親友なんて一人もいなかったでしょう。
歳と共に高く巡らす壁がジャマなんだなきっと。
渡世にそびえる壁も意外とそんなものの集合体だったりして。

そういえば青かった頃カルチャーショック受けて聞いた「THE WALL」。
あの頃は人の壁などお構いなしに乱入してきたり居座ったりする連中が結構いました。
自分もだったけど。
数少ない親友にそんな連中多いのはきっと偶然じゃないのかな。

※パドリンング時、前にそびえる波の壁を絵にしました。
いくつも越えるのが最初の関門で、これなしじゃスタートにすらつけないのが波乗りの厳しさでしょう。

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子供の頃はこのうえなく楽しみだった「お年玉」も今は子供いない身なので出る一方。戻ることはない。財布に空いた穴のひとつだ。
喜んでもらえればコチラも嬉しいが最近では(親が教えないのか)お礼も口にせず別段喜んでるふうでもない。目の前で袋破り「ママ~○千円だあ」と報告するヤツまでいる。そんな子供増えた気がするのは自分だけ?

このお年玉、ヨーロッパじゃ「New year gift」と言って現金じゃないし子供から礼状「Thank you letter」返すは礼儀とか。「日本じゃ常識でも世界じゃ非常識ネエ」と外人さんに言われちょっと悔しかったのです。
ここはひとつ日本の良識にもガンバってほしいナ。

訪問先の犬(HARU)に「New year gift」をあげた。骨ガムだけど。物陰に隠れ舐めてくれてた様子。
よっぽど渡した甲斐あり嬉しかったのでした。

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山に溶け込むようにして住まう。そんな憧れの方宅を訪ねてきました。
犬がいて暖炉が燃え、明かり落とすと窓の外の木々が幻想的に浮かび上がる。さながら一枚の絵。対峙し音楽など聞きながら酒でも飲むともう!・・・幸せ過ぎて、街に纏わる全てが遠のく気がしそこでの貸借も全部チャラになる(気がしてしまう)。

「波乗りDVDなどBGVに呑みつつノンビリお絵描き」身近ではこれを家で過ごす「至福の一時」と思ってきましたが環境ひとつでその幸せは更に濃くなる。そう再認識しました。
皆さんの身近な至福ってなんですか?

いやあァこの暖炉の火。「お持ち帰り」したかった。

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金儲け?好きだから?名誉?仕事?
危険伴う趣味に打ち込む人達にはつい問いかけたくなるもんですが、個人的にはその頂点に登山があります。特に未踏へのアルパインアタックなど最たるもの。
昔より知る登山家の山野井夫妻が、いつの間にやら沢木耕太郎著「凍」として文庫化されてました。即買い即読み。凄まじい読み応え。指をほとんど失っても尚ベッドの上で次の山に想いを馳せる。その強さはどこから?
「そこに壁があるから」そんな最もシンプルな「好き」は邪念を超えてまさに純粋の極み、そして強さの極みなのかもしれませぬ。金儲けに強くなれ、そんな本の直後だっただけに真の強さに触れた気がし、清々しい読書でした。
そして自分にはよい刺激で俄かにロッキーのテーマなど聞きながらリハビリもヤル気満々化したのでした。

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倒木によるガス管破裂事件から恐れていたことになりました。とうとう裏の山に伐採の手が入ったのです。
ボクより生きてそうなデカい木も数本切られ竹も間引かれ・・・チェーンの音から逃れるように出かけて帰ってきたらハゲ山になっていました。
裏庭から覗くと巣を失ったと思しき小鳥がウロチョロしてて切なかった。

家を多く見る仕事してると「セミうるさい」「寒い・暑い」「雨の音もウルサイ」「花粉入る」などなど、まるで「屋外の要素は完全拒否!」したいかのような施主に多く出くわします。核シェルターにでも棲めばいいのに!

裏庭にあの鬱蒼とした姿が戻り、鳥の声やヤモリが帰ってくるのはいつの日かなあ。

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