2007年08月

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この時期、特に鹿島周辺に波乗りに行くと、
波打ち際にいろんなお供えものが置いてある。
こないだ日曜に行った「K浜」もそうでした。
地域的なものか、ほとんどがカボチャやらナスやら。丸々ゴロっと。
だけどたまに楊枝をさした馬形のもあり、妙に懐かしかったりして。
ご先祖の霊が乗ってきて帰ってく「精霊馬」って言うらしい。

迎え盆や送り盆。
若い人はもうほとんど知らないでしょうが、たまに会いたくなる故人って、
年重ねていくと、一人や二人出来てきますよね。
いや決してコワイ話なんかでなく(笑)

海の近くに住む人達にとって、
海はそんな故人を迎えたり送ったりする場所、でもあるのですね。
海から来て、海に帰る。
海は不思議です。
信心深くない人まで、思い巡らせ、声まで聞ける気にさせる。
そして新らしい気持ちになれる。

最近ボクは、気持ちがよほどすさんできたのか、
週末に洗ったはずの気持ちが、週半ばにはササクレ立ち早くもイライラ。
一週間保たない…。

そういえば、今年は盆参りもしてない。
今度波待ちする時は、せめて故人に想いを馳せよう。
そしてアドバイスに耳傾けよう。 と、思うのでした。
…「ジイちゃん、ひとつよろしく」


大潮だから精霊馬もほとんど波に乗って消えちゃったかな?

夏も終わりです。

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夏も終わる。
今年の猛暑、家のウラの大きな栗の木に随分と助けられた気がする。

この木が身を挺して?陽射攻撃から守ってくれるおかげで、
帰宅時の室温もそれなりに許容範囲内でした。

今更ですが緑はエライ。
これが建築物で出来る陰なら気分も良くないだろうし、木漏れ日も鳥の鳴き声も楽しめない。
オマケに緑は、冬には葉を落とし陽射を届けてくれるのです。
(時に栗の実も!)

「ハゲタカ」というドラマ(本)の中、ある技術者が乗っ取り屋に言うセリフだったかな?

「とるに足りないコトだが私はレンズを作る。あなたは何を作っているんだ?
あなたの仕事は何も生み出さない。ただ懐の札を増やすだけではないのか。」
というようなのがありました。

人の仕事には評価や報酬が付き物ですが、緑は見返りも求めずただ黙々と働く。
人は勝てない。

「いい仕事」します。

東京じゃ緑は一人あたり3屬曚匹靴無いんですって?


p.s.
ホームページ、Art Worksページ中心に少しリニューアルしてみました。
大した仕事ではありませんが、よろしければ覗いて下さい。

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石油が枯渇すると、人類も滅亡に近いダメージを受ける。
そう言われています。

実際に石油の備蓄は残り少なく、このまま人が増え続ければ、近い将来石油を使い果たす、とも。

人類が減って、地球がまた元気になるのなら、なんとも不思議な連鎖。
これはもう大いなる宇宙の意思なのでしょうか。
・・・って大袈裟ですが(笑)

でも人類のことだから、また代わりに他のエネルギーを見つけるのやもしれませんね。
今、「クリーン」とされる候補の電力も、今後は原子力が主役と聞きます!

とうとうサーフィン雑誌(~ライフ9月号)にも取り上げられるようになりましたが、
青森県六カ所村「原子力発電汚水処理施設」の件、ご存知ですか?
11月から本稼動すれば、イギリスのそれのように「ガン発生率も何十倍」の放射能汚染がすぐそこです。
ついでにサーフポイントも…そりゃなくなるわな。
いろいろ言っても結局、「安全なんだ」と主張する人達は、何故だか自らは決して海に入ろうとしない…らしい。
不思議なことにTVも取り上げない。電力会社って強いからなあ。

空を汚し、季節狂わせ、石油なくなりゃソレ次は大地汚染じゃあ! みたいな?
人の増加・繁栄こそが地球の大敵? 
なのですか?

そういえば
「猛暑で電力がああ~!冷房切ってえ~!!」

と某電力会社がTVで言ってましたっけ。

あ~、明日もきっと暑いのダ。ボク仕事。しかも肉体労働。

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女性の関西弁ってなんかいい。
「イ・ケ・ズ」とか「カンニンしてよぉ」とか。
耳元で言われたら溶けてしまう。
なんてボクの趣味嗜好はこの際どうでもよいのダ。

18日土曜日は、絵の展示して下さった「Surf Garden」(千葉・一宮海岸)で、
イベントの見学に行ってきました。
憧れのミー・イシイさんによる似顔絵コーナーも。
思わず頼んでしまいました。
思ったよりずっと大きな方で、かつ気さくで優しい方。
サーフィンでもロングを自由自在に操ってらっしゃいました。

「SAKURA」さんという女性ミュージシャンのミニライブもありました。
実はあまり事前知識ないまま拝聴したのですが、ビックリしました!
ほんとヨカッタです。
美しくパワーもビシビシ伝わる声。珠玉の楽曲の数々。
時間忘れ聴き惚れてしまいました。

彼女は神戸出身の方らしく、関西を離れ長いボクには、
久々に聞く女性のコテコテ(でも品は良いのです)関西弁でした。
キレイでキュートな外見から発せられる訛り、妙に新鮮でした。

曲中に、関西女性の語り口で歌われる歌が一曲ありました。
目の前で歌われて、ワケもなく&必要もないのに、
テレてしまいました。もう、溶けてしまいそう(笑)
オマエに作った歌ちゃう、っちゅーねん!  
です。 いやはや。
それくらい、なんともかわいい歌なのでしたm(_ _)m

シングル・コレクションCD新発売。勿論即購入。
是非チェックしてみて下さい。(写真はジャケ写です)
彼女はとてもカッコいいサーファーでもありました!
http://www.singer-sakura.com/new_release

この日は、皆一緒にサンセット・サーフィンも出来ました。
ホンマ、ゴッツええ一日やったんですわあ ^^V

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17日、鹿島の海はまるで波がなく、早々に上がると鹿島神宮に波祈願(?)に。
そこで発見。

「君が代」に登場する「さざれ石」とはコイツです!
(と主張する石は他場所にもありますが…)
水と石灰からこんなデッカイ「いわお=巌」になるまでには、
それはそれは途方もなく長い年月がかかるワケで…。

「それくらい長い間、オマケに苔生えちゃうくらいもっと長く、
元気でいてね!(栄えてね!)」

ってのが「君が代」の歌詞の意味らしく、
コレも実は「古今和歌集」の「詠み人知らず」だそうです。
今や国歌ですから、「詠み人」も草場の陰でさぞや鼻高々でしょう。

ともあれ、元は大事な人を讃える良い句です。
政治や戦争とは切り離して、正しく評価してあげたいものです。

15日は終戦記念日。
大人のドロついた事情は切り離して、国歌や参拝を語れるよう、
せめて心ひそかにお参りしてきました。
波祈願メインでしたが(苦笑)


ここで一句!・・・詠めればいいんだけどね・・・。

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